2016年 09月 22日
9月22日 こち亀展〜連載40周年&コミックス200巻記念〜 |
日本橋タカシマヤ8Fホールにて、先日連載40年の歴史に幕を閉じた漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の展覧会が行われていました。
こち亀は生まれるずっと前からジャンプで連載していて、僕が小学生の頃にアニメが始まり、それ以来ずっと当たり前のように近くにありました。
子どもの頃、両さんの事が大好きだったので、いっつも目の敵にする大原部長の事を嫌いになったり、両さんが調子に乗り出すとあぁまた両さん部長に怒られるよ、今ここで止めとけば両さん大丈夫なのに、と本当に心配したりしていました。
それぐらい感情移入しちゃう大好きな作品の連載が終わり、その展覧会があるとなれば、東京に住んでんだから行かなきゃいけねぇだろと思い行ってきました。
展示内容はコミックス全巻、大量の原画、作者私物の作画資料、模型や映像、神田明神永年奉納される書き下ろし絵巻物、ここでしか見れない最終回など盛り沢山で、何周もしたくなる内容でした。
平日なのにお客さんが多く、やっぱりこち亀の人気すごいなと思っていましたが、後で調べたら今日は秋分の日で祝日でした。
秋本先生が使用していたさくが資料コーナーを見ていると近くで、これ懐かしいなという優しそうな男の人の声、昔からこち亀の事が好きな方なんだろうなと思いました。
お連れの方と喋るその方の声を聞いて、つい先日ワイドナショーで見た秋本先生みたいな優しい声だなと思いました。
好きな漫画家に似てる声を持つファンと、勝手に面白がりにやけながら、チラっとその男の人の顔を見てみると秋本治先生本人でした。
あえぇっ似てるファンやない本人やがな、と心で叫びました。
周りを見回すと他のお客さんは誰も気付いてない様子で、中にはすーっと先生の後ろを素通りするお客さん。ちょっと!そこにいるのあなたが好きな漫画の作者だよ、と心で注告するが思いは全然届かない。
尊敬する漫画家さんが近くにいることを噛み締めドキドキしながら、近くで話をそっと聞いていると、先生からあっこれここに置いたんだねと作者しか言わない言葉が飛び出し、あぁバレるバレるっと1人で勝手に慌てました。
先生と一定の距離を保ちながら、いやーこんなに気付かれないんだなと思っていると、あれもしかして、描いてる人?とチラホラ声が聞こえ出しました。
そんな中ある男性が先生に握手を求めました。それに優しく対応する先生に、もうダメだなという表情のお連れの男性に、案内されてサッと先生は展示会場を後にされました。
あーこんなことあるんだな、嬉しいなと思いながら、秋本先生の動向が気になって、展示の鑑賞がおざなりになっていたので、もう一度最初から戻って見直しました。
もぅーどれもずっと見ていたいものばかりでした。先生を見かける大サプライズもあり、本当に今日に来て良かったなと心の底から思いました。
立川笑坊
by shoubou51
| 2016-09-22 23:23
| 笑坊