2016年 02月 24日
2月23日 立川さんちの喫茶ゼンザ + 週刊キッショウ #4 |
新宿にあるCafe Live Wireであった、立川さんちの喫茶ゼンザに出演させて頂きました。
いつもは志らく一門の前座の皆さんで行われている勉強会なのですが、仕事や病欠等により兄さん方が出られなくなり、辛うじてスケジュールが空いていた志らく一門のらく葉兄さんが仕切り、談四楼師匠のお弟子さんのだん子姉さんと弟弟子の笑んと共に特別に出演させて頂きました。
会は仲入り休憩を挟んでの前後半で、1人二回高座に上がらせて頂けるとの話でした。私はこの会の後、吉笑兄さんの会「週刊キッショウ」のため、早めに抜けなくてはならなくなっていたので、前半の2席目と4席目に上がらせて頂く事になりました。
誰が何を高座でかけるか話し合いの末、一つ目の演目は、最近力を入れて稽古していたので、皆さんにお願いして真田小僧をかけさせて頂く事に決まりました。
二つ目に何をかけようかと考えていると、だん子姉さんから初天神をかけてほしいと言われました。初天神だと真田小僧と子どもが出てくる話でかぶるけど、でも先輩の姉さんの頼みなのでわかりましたと承知しました。
らく葉兄さんが、会の説明をかねて開口一番を上がられ、次に上がるため楽屋スペースで準備していると、だん子姉さんから私真田小僧かけていい?と言われました。
えっこんな直前に?と困惑しました。しかし、先輩の姉さんの言う事は絶対。はい大丈夫ですと答えました。何をかけようかと悩んでいる内に出番が来たので「狸の札」をかけることにしました。
高座を終え、楽屋スペースに戻ると同時に姉さんが高座に上がりました。姉さんが真田小僧を話し出した時、待てよそういえば、この後自分が上がるけど、真田小僧の直後に初天神かけるってめちゃめちゃ空気読めない奴みたいになるなネタ変えようかと考えました。が、姉さんの頼みを無視する訳にはいかないので、結局「初天神」をかけました。上がる前の動揺が出たのか、テンポが悪くなりました。しかし、こんなことで動揺しないよう、いつでも楽しく演じれるように、もっと稽古して揺るがないものを身につけないといけないなと反省しました。
笑んが高座に上がっている間に着替えて、笑んが降りると同時に会場を後にして、吉笑兄さんの会のため高円寺にある庚申文化会館に向かいました。
会場に着き、高座の準備をしていると、吉笑兄さんが来られました。
準備中、兄さんからこの会「週刊キッショウ」では、今後、落語の他に、お客様か誰かにトークテーマを集い、そのテーマについて話すという企画を行うとのことで、その1回目のテーマ出しを頼まれました。
これは本番では話さないけど、仮にどういったテーマをだすつもり?と聞かれた時、私は何がいいかなと悩んで渡部篤郎と答えました。私の中では最近再婚報道などが出たりと何かと興味深かったのですが、もっとお客様が聞きたいような話しやすいテーマで、と却下され本番頼むぞと言われました。
今回は、その企画の説明もかねて、開口一番は兄さんが上がり、その後私が上がりトークテーマを発表して、一席話させて頂いた後、兄さんがまた上がり、そのトークテーマについて話すという流れになりました。
兄さんの一席目の落語中ずっとどんなテーマがいいかなと考えていました。考えれば考えるほどわからなくなり、何か絞ろうと思い、1回目なので、勝手に五十音の最初の「あ」から始まるようにしようと考えました。「あ」から始まり話しやすい広く大きいテーマはないかなと探した結果、笑坊コンピュータがはじき出したワードは「アメリカ」でした。
私が一席話させて頂いた後、兄さんが上がり、トークテーマ「アメリカ」について、そういうことじゃないんだよな、夏の思い出とか…と言っておられ、勝手に単語じゃないといけないと思っていたので、申し訳なく思いました。兄さんはきっちりアメリカを話されていましたが、思い込みが激しいのは良くないなと反省しました。
立川笑坊
by shoubou51
| 2016-02-24 04:26
| 兄弟子 落語会